まず汚水は、微生物が付着しやすいサラン®繊維を円形状に形成、幾重にも重ね、汚水の中を効率良く回転させることで、汚水中の汚れを栄養分とするバクテリアで汚れを処理します。
次に、付着したバクテリアは餌となる汚水の流入を遮断することで栄養源を断たれ、付着したバクテリア同士が共食いをする結果、汚泥が自然と消滅していきます。(下記写真)
食堂排水の多い方には固定床タイプを使用いたします。
高濃度な工場排水には回転円板式を使用いたします。
仕様には弊社に御相談下さい。
好気性の生物処理では難しい高濃度排水処理としてメタンガス発酵装置を採用し、メタンガスの発生によりBOD濃度を低減させます。これにより従来の好気性処理を安定させる事ができます。
発生したメタンガスは発電の燃料やボイラーの補助燃料として使用すれば経費削減効果が期待できます。
メタン発酵の実験報告書は国立国会図書館に保管されていますのでご覧ください。
タイ・ナコンナヨク県スマートシティ構想実現のためのバイオメタンエネルギーシステム事業報告書 : 平成25年度貿易投資促進事業(実証事業・一般案件) (経済産業省委託調査報告書. 平成25年